昭和スタイルの企業を変革した若手社長 伊勢の食堂を「年間売り上げ2500万円」「あわび串1日1500本販売」まで押し上げた”絶妙な発想”とは

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食堂
お金や専門スキルがなくても「現状を変えるために今できること」はあるはずです(写真:mits/PIXTA)
「資金がない」「人がいない」と動かないでいると、物事はいつまでも改善しません。伊勢の食堂「ゑびや」を経営する小田島春樹氏は、現状を分析して「今できること」を考え、行動に移すことで、「1年で2500万円を売り上げる屋台」や「新鮮な魚介を手に入れる流通網の構築」などを実現してきました。『仕事を減らせ。 限られた「人・モノ・金・時間」を最大化する戦略書』から一部抜粋・再構成のうえ、小田島氏のマインドや行動を紹介します。

リソースがなくても「できること」から 

何をするにも先立つものがなければ進められません。

「このままではいけない」「現状を変えなくては」と危機感を抱いても、「資金がないから」「人材がないから」といった理由であきらめてしまうケースも多いのではないでしょうか。

ですが、人・モノ・金・時間のすべてにおいてリソースが限られるのは世の常です。

それを理由にしていたら、再生も成長もできないことになってしまいます。

「資金がないから……」ではなく、「資金を稼ぐことから始めよう」「資金がなくても自分たちでできることをしよう」と考えることから始めます。

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