会社では、プレス、マーケティング、社長室……とさまざまな役割をこなす現在。
せっかちな性格のため、「仕事を早く終わらせたいんです。期限が1週間後であってもその日のうちに仕上げたいタイプ」だと自負し、次から次へと仕事が舞い込んでくるため「うまく手を抜く」のが課題だと笑う。
スタンスは変えず「直感」に人生を委ねて
会社員としての目標は「社長の左腕」とも。
いわゆる「右腕」として、経営陣の一員として伴走する役割ではなく「会社の空気をやわらげ、周囲が働きやすくなるようなサポートをしていければ」と意気込む。

かたや、より広く「人生」においての将来像はどうか。
片瀬さんは「決まったレールを歩くのが好きではなくて、これまで『幹は1本で枝がたくさん分かれている』ような生き方をしてきた」としみじみ語る。
「選択肢はいろいろあるし、必要となったら選べばいいと思うんです。何か決断するときは、目の前にある空気感を大切にしていて。たとえば、自宅選びでも細かな条件ではなく、『ここ、なんかいい』という直感に任せて決めてきたし、何事も直感に任せるほうが成功確率も高かったので、これからもスタンスは変わらないと思います」
ありのままで生きる。月並みな表現ではあるが、片瀬さんの人生はそう形容するほかなく、うらやましい。
刺激を求めていた若い頃と比べて「帰宅後に猫とじゃれたり、なんでもない時間が楽しい」とも。
会社員となった今が「幸せ」と自信を持って話す、肩の力を抜くかのような生き方には背中を押された。
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