片瀬那奈さん「すべてをリセットしたかった」「会社員となった今が幸せ」30代で芸能界を離れた《"大転換"人生》の真相

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2021年9月、39歳で芸能事務所を退所してからは、ガンプラ、K-POP、キャンプ……と、みずからの趣味を前面に出したYouTubeチャンネルを開設。

「多趣味すぎて、このまま埋もれさせるのはもったいない」として、勢いで作ったYouTubeチャンネルが転職のきっかけを生んだ。

転機となったのは、現在働くジェイドグループ株式会社の代表取締役社長である田中裕輔さんからの「一緒に何かやりませんか?」という1通のメッセージ。

当初は、コラボ企画の案もあったが、「中途半端にやりたくなかった。ならばいっそ、会社員になってしまおう」と考えた片瀬さんは、じつに潔い。

「年齢によるプライド」を取っ払うと、世界が広がる

芸能界では「与えられたものにどう返すか」を軸に、生きていた

しかし、会社員となった現在は「会社の成長」をめざして日々、「ゼロから何かを生み出せて、1を100にもできる環境」での楽しさを味わっている。

「40代で新たな刺激を受けながら働けるのって、ありがたい。周りからも『今の仕事、那奈ちゃんにすごく合ってる』と言われます。年齢を重ねるとプライドを捨てきれなかったり、弱音も吐ききれなくなったりしますけど、すべて取っ払うと世界が広がるんです」

10代で芸能界へ入った当時、出演者の立ち位置を示す「バミリって何ですか?」など、興味本位で「何でも聞いていた」という片瀬さん。

現在、身を置く会社への入社時には、取り扱うブランドが「いつ創業されたのか?」「どんなコラボをしてきたのか?」など、みずから学ぶ探究心もあったという。

初心を忘れずに、40代で"社歴3年目"の会社員として「頼れる仲間から学べる環境が楽しい」とほほえむ。

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カネコ シュウヘイ 編集者・ライター

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Shuhei Kaneko

1983年11月8日生まれ。埼玉県出身。編集者・ライター。成城大学文芸学部卒。20代後半に自動車系雑誌の編集プロダクションから独立。以降、フリーランスとして活動を続ける。ライブへ月4〜5回通うほど根っからのアイドル好きが講じて、2014年頃からはエンターテインメント分野を中心に、取材・執筆へ尽力する。雑誌、Web、書籍と媒体は問わず。ブックライターも担う。

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