入社して「もう辞めたい」転職したい若手の盲点 根本原因理解しないと、次の職場も同じ状況に

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安井元康 社会人 働き方
入社してみると、想像していた職場と違う!と悩む相談者。安井さんからのアドバイスとは※写真はイメージです(撮影:今井康一)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

去年とある会社に新卒で入社しましたが、日が経つにつれて入社前に想像していたことと異なる現実に直面し、転職しようかと思い悩んでいます。仕事内容ややり方、そのほか思い描いていたものが想像と大きく異なる一方で、大手企業であることには安定感を感じています。
親に相談したところ「まずは3年待て」などと、わけのわからない理論で説得してきますし、最近はすぐ諦める若者が多いと嘆かれる始末で話になりません。本当はそちらの理論のほうが正しいのかもしれませんが、モヤモヤしたものを抱えたまま、この先に何があるのかもわからず悩んでいます。
MR 会社員

転職するのが唯一の選択肢なのか?

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転職することを唯一の選択肢と考えずに、現状を変えるためにできることは何かを考えて、行動に移してみましょう。その結果として、ヒトとして、そして社会人としての成長を図りましょう。

現実問題として人生において、そしてキャリアにおいて、自分にとってのベストな選択肢を毎回見いだすことは不可能です。むしろ方針転換や、方向転換の検討はしたほうがいいと思います。

学生時代の経験や情報、そして選択肢が限られた立場で選んだ職場、つまり新卒で入社した会社が本当に自分にとってベストな場所であるか否かは、当然わからないものです。

ベストであればそれは素晴らしいことですが、そんなことはむしろまれであると考えたほうがよいでしょう。

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