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キャリア・教育 #高城幸司の会社の歩き方

転職を考えるきっかけを見逃がさない

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  • 高城 幸司 株式会社セレブレイン社長
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たとえば、食品商社に勤務するGさん(29)。入社3年目のときに、お客様と大げんかして大きな取引に穴をあけたことがありました。けんかの原因を追及すると、お客様にも問題があるのですが「あいつはお客様に生意気な態度を取るから信用がおけない」と、職場の上司や経営陣に悪い印象を与えてしまいました。

さらに悪いことにGさんは「自分は悪くない」と職場で開き直った態度を見せてしまったので、周囲からも信頼を失う羽目に。それから数年が経過、Gさんも「当時は若くて感情に走りすぎた」と大いなる反省をしています。

仕事ぶりも過去の印象をぬぐい去ろうとまじめに取り組んでいるのですが、いかんせん過去の印象が周囲から抜けないのです。同僚から「でも、何かあったら怒り出すのだろう」とちゃかされたり「最近は我慢を覚えたか?」と声がかかる毎日。

このままの状態が続くなら新たな職場で心機一転しようと感じ始めて、転職サイトにエントリーをしました。はたして、Gさんは転職してしまうのでしょうか?

さて、人事評価の世界で過去のマイナスの印象が残ってしまう状態をハロー効果と呼びます。ハローとは「後光が差す」と言う意味。その人に照らされている輝きと表現するのが適切でしょうか。この後光はマイナスだけでなくプラスにも作用することがあります。

たとえば、難関大学卒であったり、スポーツに優れていたり、字が上手だったりする場合、その人が学力や体力や字の上手さにおいてだけでなく、人格的にも優れていると思い込んでしまうケース。逆に過去の失態などの後光が照らされてしまったのがGさん。このマイナスの先入観で転職さえ考えるようになってしまったのです。

このように職場で誤った評価・印象がぬぐい去れないときに転職は自分をリセットする機会として効果的な場合があります。たとえば、ネット業界で活躍していたKさん(26)。仕事に熱中するため、周囲に時としてキツイ言葉を発することがありました。その発言が周囲に大変悪い印象を刷り込むとある事件に巻き込まれ転職をする羽目に陥りました。

 

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