借り手がつかない「地方の空き家」を「高収益物件」に大変身させる男が教える“稼げる修繕”のコツ
なぜ格安で物件を売っているかというと、それでも買いたくない人がいるからです。理由が築古だとしたら、そのリスクを安く買い取り、あとは自身でリフォームします。その結果、数万円で賃貸に出せたら高収益物件に生まれ変わり、生活の足しになるわけです。賃料収入が貯まれば次の物件を買う原資にもなり、投資規模の拡大にもつながるでしょう。
私は周りの方から「どうすれば家投資で成功できますか」「DIYはうまくなりますか」と尋ねられますが、結局は生活を豊かにしたい、地域に貢献したいといった欲求やエネルギーが原動力としか言いようがありません。そして、この原動力を家投資に活かすために物件探しの手段を構築し、地元の不動産会社とのリレーションを大切にし、DIYの腕も磨いてきました。
まずは練習用に1件買ってみる
私のような家投資をしたいなら、まずは手持ちの資金で1件目を買うことです。そして、DIYの練習用として使いながら住めるようにし、2拠点生活の場として使ったり、賃貸に出したりすることを検討しましょう。
仮に賃貸で入居者が決まると賃料収入が手に入り、自身の生活は豊かになり、大家としての自信も芽生えるはずです。物件の拡大を目指すなら、3件目を買ったあたりからキャッシュフローも安定してくると思います。
空き家を探す際は価格もさることながら、部屋数や間取り、周辺の環境といったよい点やトイレが汲み取りで水回りが古いといった不便な点のほか、近隣の賃料相場、どんな人が借りるか、家賃がいくらなら借り手がつくか、など借り手目線でジャッジすることも大切です。
よい点は賃貸を出す際のアピールポイントになり、不便な点はDIYで改善できるかもしれません。ただし、リフォームに費用をかけすぎると近隣の相場より賃料が高くなり、借り手がつかない可能性もあるので、貸す前に自身が住み、大きな支障がなければ多少のことは目をつぶることです。
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