高い利回りが見込める空き家物件に、投資マネーが流入し活況を呈している。

全国で増え続ける空き家。人口が減少しているにもかかわらず、毎年80万戸を超える住宅が新設される状況にあって、空き家数は2030年に1000万戸を上回る見通しだ。
新設住宅の大量供給が、中古住宅の流通を妨げるような構図が続く中、ここ数年で急速に盛り上がっているのが「空き家ビジネス」だ。
背景にあるのは、コロナ禍の時期まで続いた金融緩和政策→借り入れコストが低下し、緩和マネーが不動産市場に流入→建設費の上昇も加わって不動産価格が高騰→中古物件や賃貸物件の賃料も上昇──という流れだ。
主戦場は改装した物件の売買
金利負担を低く抑えられ、買い手や借り手がつきやすい空き家に、投資マネーが流れ込んだ。
活況を呈する空き家ビジネスの主戦場は、改装した物件の売買だ。そうした競合ひしめく領域から距離を置き、独自の空き家活用法で支持を広げているサービスがある。不動産開発などを手がけるジェクトワン(東京都渋谷区、大河幹男代表)の「アキサポ」だ。
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