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EU経済に多大な悪影響を与える「20%トランプ関税」、スペイン政府が用意した2兆円規模の産業支援は有効な打開策となるのか

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  • 土田 陽介 三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部主任研究員
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IMFによると、スペインの輸出額は2023年時点で4224億ドルだった。最大の輸出先はフランスであり、ドイツ、イタリアとEUの大国が続く(下図)。さらに隣国ポルトガル、英国が続き、6位がアメリカとなる。アメリカ向け輸出の金額は210億ドル程度であり、輸出総額に占める割合は5%程度。しかし非欧州という意味では、トップの輸出先だ。

 

スペインがアメリカに輸出する品目は、オリーブオイルのほか、自動車部品や鉄鋼、化学品となる。加えてスペインは、フランスやドイツなど他のEU加盟国に対して輸出を行い、そうした国々がさらにアメリカに対して輸出を行う。そのためスペイン企業は、他のEU加盟国を介する間接的な経路を通じても、相互関税の悪影響を受けることになる。

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