「70歳のステージじゃない」「紅白見てハマった」51周年のバンド《THE ALFEE》が再ブレイクのワケ…一度も“活動休止せず”走り続けてきた凄み

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昭和の音楽史に残るイベントや記録も数多い。

1986年には、野外ライブ「THE ALFEE 5th Summer TOKYO BAY-AREA」にて、国内の単独のアーティストで、初めて10万人を動員。お台場の会場はまだ開発前で「東京ベイエリア」という名称はなく、このライブ名が由来となったというから驚きである。

当時の新曲「SWEAT & TEARS」は、現在も最高潮に盛り上がる人気曲だ。 

1986年には、野外ライブ「THE ALFEE 1986 8.3 SWEAT & TEARS TOKYO BAY-AREA」にて、国内の単独のアーティストで、初めて10万人を動員。タイトルにもある当時の新曲「SWEAT & TEARS」は、現在も、ライブで最高潮に盛り上がる人気曲だ。 

東京ドームのこけら落としで演奏したのも、THE ALFEE。イベント「マーチングバンド世界選手権」のゲストとして、特設ステージでミニコンサートを行っている。当時はまだ音響設備が整っておらず、音ずれが大変だったという。そんな中、歌われた1曲目が「星空のディスタンス」。言わずもがな、こちらも今なお愛され続けている名曲だ。

まもなくライブ本数3000本の凄み

記録もすごいが、彼らの歌が古さをまったく感じないことに驚く。

そうして気づけば「メリーアン」から新曲「KO.DA.MA./ロマンスが舞い降りて来た夜」に至るまでの58作連続、オリコン週間ランキングトップテン入り。これは現在、嵐と並び、歴代男性アーティスト1位タイの記録である。

そしてなにより、THE ALFEEはライブツアーを主とするトラベリング・バンドである。デビューから全国を飛び回り、2024年末までのライブ本数は通算2945本。もう3000本は目の前だ。

ただ、ライブ本数3000本という目標はあくまで中間地点。彼らが目指すのは本数のその先、「ずっと歌う」ことにある。

高見沢は、こんな文章を記している。

「預かったみんなの青春を原動力に、未来に希望が持てるようなステージを三人で作り上げていきたい」(「Alfee Mania」2022年 Vol.175より)。

ファンの青春を預かり、希望へと昇華し響かせる。それがまたファンの青春となる。そんなTHE ALFEEのサイクルは、これからも続く。

4月から新たな旅、51年目の春ツアーがスタート。タイトルは「Spring Celebration」。50周年が過ぎても「Celebration(セレブレーション)」、祭りは続く。

2025年も、彼らのステージで未来を祝おう。青春をしよう!

田中 稲 ライター

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たなか いね / Ine Tanaka

大阪の編集プロダクション・オフィステイクオーに所属し、『刑事ドラマ・ミステリーがよくわかる警察入門』(実業之日本社)など多数に執筆参加。個人ではアイドル、昭和歌謡・ドラマ、世代研究、紅白歌合戦を中心に執筆。著書に『そろそろ日本の全世代についてまとめておこうか。』(青月社)、『昭和歌謡 出る単 1008語』(誠文堂新光社)がある。

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