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キャリア・教育 #考えすぎないコツ

「不安になりやすい人」が自分らしく生きる道 "落ち着いている"自分に立ち返る技術

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  • 枡野 俊明 「禅の庭」庭園デザイナー、僧侶
  • 武田 友紀 HSP専門カウンセラー、公認心理師

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考えすぎて動けない人は、何から始めたらいいのでしょうか?(写真:編集部撮影)
「ちょっとしたことが気になって、どんどん不安が膨らんでしまう」
「考えすぎてしまい、行動に移せない」
もしそんな悩みを抱えているなら、それはあなたの「繊細さ」が影響しているのかもしれません。
しかし、繊細であることは決して悪いことではありません。実は、名僧たちもかつて自らの繊細さに悩み、それを乗り越えてきたのです。
禅の教えには、彼らがたどり着いた「考えすぎない」ためのヒントが詰まっています。大切なのは、「今を生きる」というシンプルな姿勢。
今回、禅僧であり世界的な庭園デザイナーでもある枡野俊明さんと、HSP専門カウンセラーの武田友紀さんに、「考えすぎないコツ」について対談していただきました。
前編に引き続き「心を軽くするヒント」を紹介します。
前編記事は→こちら

「アドバイス」ではなく「情報提供」する

武田友紀(以下、武田):職場の上司とのコミュニケーションでよく聞くのは「上司が忙しすぎて相談できる時間がない」「話しかけるタイミングを見計らって時間が過ぎていく」「相談したけど何もならなかった」の3つですね。みなさん苦労しておられますね。

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枡野俊明(以下、枡野):自分の時代と、今の若い人の時代では、いろんなものが変わってきています。

つまずいた部下や後輩に対しては、「こうしなさい」という指導ではなく、「私がつまずいた時、こういうふうに取り組んで、なんとか乗り越えられたよ」というような話し方をすると、すっと受け入れてくれるでしょう。

武田:おっしゃる通りで、部下への直接のアドバイスという形で投げると、「ちょっと強い」と捉える方もいます。

カウンセリングも同じで、「こうしたらいいよ」と伝えると強すぎるときは、「王道としては、こういうやり方がありますよ」など、一般論のかたちで伝えることがあります。

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【相手をシャットダウンしてしまう「声かけ」】

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