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キャリア・教育 #ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?

「子育てに疲れた人」に試してほしい3つの視点 「見ざる」「言わざる」「聞かざる」を実践する

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  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家

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子育ての大変さを軽くする3つの視点をご紹介します(写真:プラナ/PIXTA)
【相談】
小2と小5の子どもを育てている40代の母です。毎日、子どもたちのお世話や家事に追われ、気がつけば「早くして!」「なんでできないの?」と怒ってばかり……。SNSを見ると、他のママたちは楽しそうに育児をしていて、つい「私はダメな母親かも」と落ち込んでしまいます。義母からは昔ながらの子育て方法を勧められ、ママ友からは最新の教育情報を次々と教えられます。周りの期待や情報に振り回されて、心の余裕がなくなってきました。どうしたらいいでしょうか?
(仮名:山根さん)

子育ての大変さ、とてもよくわかります。筆者はこれまで36年間、教育産業に携わり、数多くの保護者の方とお会いしてきました。9年前からは母親を対象としたカフェスタイル勉強会を開催し約1万5000人の母親からの相談を受けてきました。これまでの経験から感じてきたこと、それはただ一言「子育ては大変」ということです。

しかし、大変ではあるものの、その大変さを軽くしたり、逆に楽しみに振り替えたりすることができないわけでもありません。このことも36年間でわかったことの1つです。

子育てのしんどさを緩和する"3ざる"

子育てで苦しくなる理由はいくつもあります。特にSNSの発達による影響は少なくありません。見なくてもいいものをつい見てしまう。子育て情報の過多によって焦りが出てくることもあります。

ネット情報(本記事もその1つかもしれません)から膨大な数の子育て本。そして過熱する中学受験や英語、プログラミング、思考力、探究力、グループワーク、コミュニケーション能力など、かつての子どもたちには要求されていないことが、今は当たり前のように求められています。それらの情報に触れることによって親も不安が募り、早くから習い事やお勉強をさせないといけないのではと考える家庭もあります。

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【理想的な親になる必要はまったくない】

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