「書く・見る・聞く」どれが正解?京大首席のかるた名人が実践する"何度読んでも頭に入らない人"におすすめのインプット術

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ヘッドフォンをする男性
(写真:zon / PIXTA)
「何度読んでも頭に入ってこない」「参考書を変えても理解できない」——こういう悩みを持っている人は多いと思います。でも、それはあなたの能力の問題ではなく、インプット方法が合っていないだけかもしれません。今回は『わたしにぴったりの勉強法を教えてください!』を上梓した粂原圭太郎さんが、認知特性に沿った効果的なインプット法を紹介します。

「理解できない」のはなぜ?

勉強をしていると、必ず「どうしても理解できない」「頭にモヤがかかったまま進めない」という場面に出会います。そんなとき、「自分は頭が悪いから」と諦めてしまう人も少なくありません。しかし、それは本当にあなたの能力の問題でしょうか?

実は、「理解できない」原因の多くは、自分に合わないインプット方法を使っているからなのです。そのカギを握るのが「認知特性」という考え方です。

認知特性とは、人が情報をどのように受け取り、処理し、記憶するかという個人差を指します。私たちは情報を学ぶとき、それぞれ異なる方法を無意識に使っています。大きく分けると、次の3つのタイプがあります。

言語優位タイプ:文字や文章を通して理解するのが得意
視覚優位タイプ:図やイラスト、映像など視覚情報で理解するのが得意
聴覚優位タイプ:音声や会話を通して理解するのが得意

たとえば、歴史上の人物を覚えるとき、言語優位の人はその人物の名前やエピソードを文章で理解し、視覚優位の人は肖像画や図で覚え、聴覚優位の人は名前を声に出したり物語を聞いたりすることで記憶に残りやすくなります。

英単語を覚えるとき、言語優位の人はその成り立ちや例文を思い浮かべると覚えやすくなり、視覚優位の人はその英単語のイメージ画像を思い浮かべると覚えやすくなり、聴覚優位の人はその単語の発音を聞くと記憶に残りやすくなります。自分の特性がどれなのかを考え、それに合ったやり方で突破口を探すことで、理解できないことが理解しやすくなっていきます。

認知特性の考え方に立って考えると、頭に入ってきやすいインプットの仕方がそれぞれあります。言語優位・視覚優位・聴覚優位のタイプごとに、理解のスイッチを入れる方法を紹介します。

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