「書く・見る・聞く」どれが正解?京大首席のかるた名人が実践する"何度読んでも頭に入らない人"におすすめのインプット術

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聴覚優位タイプの場合:声と会話で理解する

聴覚優位の人は、黙って考えるよりも「声に出す」「人の声を聞く」ことで理解が深まります。

具体的な方法
・まずは自分で音読してみる(問題文・教科書・解説)
・わからない箇所を誰かに質問して、人の説明を耳で聞く
・自分なりに「ここがわからない」と言葉で説明してみる

聴覚優位の人は、自分でわからないことを口に出して考えていく中で、友達や先生と会話する中で「あっ、そういうことか!」と突然理解できることも多いです。そういう意味で、とりあえず声に出してみたり、人と話してみたりする勉強に意味があります。

また、最近では生成AIの音声機能を活用する方法も効果的です。たとえばNotebookLMのようなツールを使えば、教材を音声化して聞くことができます。要約した内容をAIに読み上げてもらい、通学時間やジョギング中にイヤホンで聞くだけで復習ができるという学習スタイルも可能になりました。

音のリズムや会話のやり取りの中で、頭の中が整理されるのが聴覚優位タイプの強みです。「声に出す・声を聞く」を積極的に使ってみましょう。一人で黙々と読むよりも、音読したり誰かと議論したりする方が、はるかに理解が進むはずです。

自分の特性を知って、学びを最適化する

わたしにぴったりの勉強法を教えてください!: 「認知特性」で見つける最適な学び方 (単行本)
『わたしにぴったりの勉強法を教えてください!: 「認知特性」で見つける最適な学び方 』(三笠書房)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

「わからない」という壁にぶつかったとき、それは決してあなたの能力不足ではありません。もしかしたら、自分の認知特性に合わないインプット方法を使っているだけかもしれません。

実際自分は聴覚優位なのですが、ずっと耳を使わない勉強法ばかりをやっていて、全然成績が上がりませんでした。でも、音声で授業動画を聴いたり、音読したりする勉強法を実践することで成績が上がっていきました。このように、自分に合ったやり方を模索してみると、今まで開かなかった扉が開くことがあります。ぜひやってみてください。

粂原 圭太郎 京大首席・オンライン塾塾長

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くめはら けいたろう / Keitaro Kumehara

オンライン個別指導塾「となりにコーチ」代表。本田式認知特性研究所メンバー。高校時代は平均偏差値80、最高偏差値95を出し、京都大学に首席で合格。京都大学経済学部卒業後にオンライン個別指導塾で受験指導を開始。多くの受験生を合格へと導いている。2014年から3年連続で「最強の頭脳 日本一決定戦! 頭脳王」(日本テレビ系)ファイナリストになり、全国的な人気を博す。小学生のころから続けている競技かるたにおいて、2019年からは競技かるた名人位を3連覇(65~67期)。著書に『やる気と集中力が出る勉強法』(二見書房)、『偏差値95の勉強法』(ダイヤモンド社)などがある。

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