USJ式、部下の心理的安全性を高める2つの方法 デキる上司は目的共有と指針提示で行動を促進

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ビジネスシーン
チームメンバーが安心して行動・発言できる環境の整え方を紹介します(写真:zak/PIXTA)
仕事をスムーズに進めるには、チームメンバーの良好な関係が不可欠です。では、そのためにリーダーができることは何でしょうか? 『最高の自走型チームの作り方』から一部抜粋・再構成のうえ、チームメンバーが安心して行動・発言できる環境の整え方を紹介します。

心理的安全性のあるチームが成果を出す

リーダーとメンバーとの関係が良好だと、リーダーの指示や指導、アドバイスや指摘をメンバーは素直に受け入れることができます。スムーズなコミュニケーションが取れるので、リーダー自身もメンバーも仕事がしやすくなります。

人間関係の質を高めるために大事なことは、心理的安全性の確保です。

心理的安全性は、ハーバード大学のエイミー・エドモンドソン教授が1999年に提唱した、「対人関係において、リスクのある言動をしても安全であるとチーム内で共有されている状態」を指しています。

職場内で異なる意見を言っても、評価が下がったり、人間関係が悪化したりすることはない、という安心・安全のもと、自由闊達にコミュニケーションを取り、相互理解・相互作用を生むのが心理的安全性です。

エドモンドソン教授が提唱した心理的安全性が、広く知れ渡るようになったきっかけがあります。

それは、グーグルが効果的なチームを可能にする条件を研究した「プロジェクト・アリストテレス」です。

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