チームのメンバーがすぐに打ち解ける会話のコツ 帰属意識を高めるために最初の顔合わせが重要

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
ビジネス ミーティング
強固な文化を持つチームにとって、始まりは単なる始まりではない。それは帰属意識が形成されるきわめて重要な瞬間だ(写真:rainmaker/PIXTA)
強固なチームをつくるためには何が必要なのでしょうか。ディズニー、アップル、アメリカ海兵隊・ネイビーシールズなどの成功チームを研究してきたダニエル・コイル氏の著書『THE CULTURE PLAYBOOK 最強チームをつくる方法 実践編』から一部抜粋・再構成のうえ、お届けします。

顔のドアはいつでも開けておく

ネイビーシールズのあるベテラン指揮官はこんなふうに言っていた。

「人間の顔はドアのようなものだ。閉じることもできるし、開けることもできる。大切なのはいつもドアを開けておくことだよ」

彼が言っているのは顔の表情のことだ。特に「前頭筋」と呼ばれる目の上の筋肉がカギになる。

眉毛を上げたり、目を見開いたりして前頭筋を活発に動かすと、注意力、エネルギー、熱意、相手に意識を向けているといったメッセージを伝えることができる。

心理学者のクリス・フリスが行った研究によると、目、眉毛、おでこが送り出すシグナルは、顔の下半分が送り出すシグナルよりも「本物で信頼できる」という印象を与えるという(たとえば、口が笑っていても目が笑っていないと、その笑顔は本物ではないと思われる)。

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事