横浜市消防局「フジに撮影協力」続行が英断のワケ 月9「119エマージェンシーコール」への協力が賛否
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中居正広氏の女性トラブルに端を発したフジテレビをめぐる騒動は、2度の会見が開かれたときほどではないものの、依然トップクラスの話題であり続けています。そのほとんどがネガティブな記事やコメントで占められる中、ひさびさに「これはちょっと違うかな」と感じるニュースがありました。
そのニュースとは、「横浜市と横浜市消防局がフジテレビのドラマ『119エマージェンシーコール』への撮影協力続行を明かした」というもの。
その約2週間前に、同作からは「協力 横浜市消防局」などのクレジットが削除され、業界内でもネット上でも「撮影続行は不可能ではないか」「最終回まで放送できないのでは」と不安視する声もあがっていただけに、続行の報を受けてさまざまな反響があがっています。
横浜市と横浜市消防局にしてみれば、批判を受けるリスク覚悟での協力続行であることは間違いないでしょう。しかし、Xや記事のコメント欄を見る限り、現状では不安視されたほど否定的な声は少なく、むしろ肯定的な声が目立つように見えます。
フジテレビ関連の記事がほぼネガティブなコメントで占められる中、なぜ横浜市と横浜市消防局の協力続行という選択はおおむね受け入れられているのか。その理由を掘り下げていきます。
ネガに理由なし、ポジに理由あり
横浜市消防局のXアカウントによる「119エマージェンシーコール」に関するポストには、以下のようなネガティブな声が書き込まれていました。
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