週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
ライフ

銀座に爆誕「余白だらけのビル」一体何が凄いのか 近年の再開発のあり方にデカい一石を投じている

12分で読める
  • 谷頭 和希 都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家

INDEX

目を惹くフォルムの外観。1月にオープンしたGinza Sony Parkだ(筆者撮影)
似たような金太郎飴ビルばかりに思える、昨今の東京の都市開発。大阪では「うめきた公園」のように素晴らしいところが誕生しているのに、どうしてこうなったのか……と思いきや、東京・銀座に面白いビルが誕生したようだ。
新著ニセコ化するニッポンを上梓した都市ジャーナリストの谷頭和希氏が解説する。

1月26日、銀座に誕生したGinza Sony Park(以後、ソニーパーク)。

数寄屋橋交差点の角地にあるこの施設は「銀座の庭」がスローガンで、もともと1966年、同地に建てられたソニービルを源流としている。約60年経ってのリニューアルとなったわけだ。

すでにいくつかのメディアが施設の詳細を報道しているが、筆者が注目したのはソニーパークと近年の再開発との違いである。

壮大に聞こえるかもしれないが、ソニーパークの施設としてのあり方は、現在の再開発のあり方に一石を投じるものだと思う。どういうことか。同地を訪れながら、解説したい。

街と一体化するソニーパーク

地下鉄銀座駅から歩いて数分。突如として少しだけ背の低い建物が目に入る。

それは交差点に面するように立地していて、外観はどこかこの世の建物ではないような、近未来的なデザインだ。

次ページが続きます

2/8 PAGES
3/8 PAGES
4/8 PAGES
5/8 PAGES
6/8 PAGES
7/8 PAGES
8/8 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象