「49/84を瞬時に約分」できる人になる算数パズル 「考えてわかる」を「感覚でわかる」に変える方法

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3段重ねのパズルになっていて、とても難しいですね。特に赤で示した□は、3つの数の約数になっていますから、ここに当てはまる数を考えていけば答えが出ます。

60は「1, 2, 3, 4, 5, 6, 10, 12, 15, 20, 30, 60」を約数に持っていて、赤い□に入る可能性があるのは「2, 3, 5」になります。

が、「上下では上のほうが大きくなる」というルールがあるので、1の次に小さい2は赤い□には入りません(下に□があるため)。ということで、ここに3か5を入れることで、このパズルは解くことができます。

正解は1つとは限らない

2パターン以上答えが考えられるわけですが、解答例の一部を紹介するとこのようになります。

いかがでしょうか? なかなか面白いですよね。倍数と約数の感覚は、鍛えておいて損になるものではありません。ぜひみなさん、試してみてください!

西岡 壱誠 現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

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にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

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