中居騒動でフジが露呈「日本的組織」の根深い問題 いかに内部が狂っていても外まで伝わらないワケ
フジテレビが開局以来の危機に揺れている。
人気タレントの中居正広氏が女性とのトラブルを「女性セブン」などの週刊誌に報じられたことを機に、フジテレビの幹部がトラブルのもとになった会食の場を意図的に設けていた可能性が浮上してきたからだ。
海外メディアも積極的に報じ始めた
1月14日には米投資ファンドの「ダルトン・インベストメンツ」とその関連会社が、フジ・メディア・ホールディングスの取締役会に対して、「われわれは憤慨している」などと強い調子の書簡を送付。第三者委員会の設置や再発防止策の策定などを求めた。
すでに海外メディアが騒ぎ始めており、フランスの大手日刊紙「Le Figaro」が「日本のボーイズグループの元スター、『性的問題』でテレビ番組から外される(Une ex-star d’un boys band japonais écartée des plateaux télévisés pour « un problème sexuel»)」という見出しの記事を出し、ジャニー喜多川氏の性的虐待の話とともに紹介した。
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