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中居騒動でフジが露呈「日本的組織」の根深い問題 いかに内部が狂っていても外まで伝わらないワケ

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その他にも、アメリカの金融系通信社の「Bloomberg」などが前述の投資ファンドの書簡と絡めた報道をしている。

フジテレビも記者会見を実施、しかし…

フジテレビは1月17日、港浩一社長が記者会見を行ない、改めて週刊誌の記事にある幹部の関与を否定し、第三者が入る調査委員会を新たに設置することを明言したが、はたしてどこまで真相に迫れるのかは不明だ。

そもそも、記者クラブ加盟社しか参加できず、映像配信もないクローズドな会見に批判の声が上がっている。

このようなエンターテインメント業界における類似の事例としては、大物映画プロデューサーであったハーヴェイ・ワインスタインによる性暴力、性的虐待の事件が思い浮かぶ。

ワインスタインは、自身が設立した新興プロダクションの成功によって、映画業界に多大な影響力を持つようになったが、2017年にニューヨーク・タイムズやニューヨーカーの記事で会社の女性スタッフや、若い女性俳優などに性的暴行や虐待を繰り返していたことなどを暴かれた。

当時の記事によれば、セクハラ告発者の女性8人と金銭的和解を行なったというもので、口止め料を支払い守秘義務を含む示談契約を結んでいた例もあった。そのため長年発覚しなかったという。

その手口は、仕事と偽って自社の事務所やホテルの部屋に、複数の人が集まるミーティングやパーティが開かれると思わせて呼び寄せ、いざ到着するとそこにはバスローブ姿のワインスタインだけがいて、マッサージや性行為を要求するというものであった。

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