中居騒動で露呈「日本的組織」の本質的な危うさ フジテレビ「事なかれ」批判は他人事ではない

✎ 1〜 ✎ 39 ✎ 40 ✎ 41 ✎ 42
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
フジテレビ
1月17日に行われた会見で港社長は、中居氏のトラブルを発生直後の2023年6月初旬に把握したと述べた(写真:afromatic/PIXTA)
この記事の画像を見る(6枚)

フジテレビからスポンサーが続々と撤退している。この原稿を執筆している22日15時時点では、CMを差し替える企業が少なくとも70社を超えているという。

人気タレントの中居正広氏の「女性とのトラブル」にフジテレビ幹部が関与していたとの週刊誌の報道を受けて、同社の港浩一社長は2月の定例会見を前倒しして1月17日に記者会見を行ったが、そこでの発言がかえって裏目に出た格好だ。

「回答を差し控える」を連発した不誠実な記者会見

参加媒体を記者クラブ加盟社だけに限定し、テレビ局であるにもかかわらず映像配信を認めず、写真撮影も冒頭のみという厳しいルールを敷いた。

関連記事
トピックボードAD
政治・経済の人気記事