「しれっと訂正した文春」フジとの"ズルい共通点" 批判の矛先が次は週刊文春に向かっているが…

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フジと文春
「中居正広氏とフジテレビ」をめぐる騒動は、新たな局面を迎えています。写真右は、“第1弾”を掲載した『週刊文春』(画像:左は今井康一撮影、右は「文春オンライン」より)

1月28日に発表された、中居正広氏とフジテレビの騒動における『週刊文春』の「訂正」が新たな波紋を広げています。

主な訂正内容は、同誌の本件報道の第1弾に書かれた「X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた」という部分を、第2弾以降は「X子さんは中居氏に誘われた」「A氏がセッティングしている会の"延長"と認識していた」と上書きしたこと。

フジテレビの幹部社員が女性を誘い、中居氏と2人きりにさせたことによる「性接待・上納」という印象が、75社以上がCMを差し替える危機的状況の一因となっただけに、この週刊文春の対応が問題視されるのは当然でしょう。

さらに反響の多くが不満や怒りで占められている理由はこれだけではありません。

「訂正」が疑問視された“8つの背景”

「今回の訂正は自らしたのではなく橋下徹さんの指摘がきっかけだったこと」
「当初、謝罪ではなく橋下さんのコメント記事としてアップしたこと」
「それが同誌のファンが多い有料の週刊文春電子版で配信されたこと」
「橋下さんの記事は一連の報道をまとめたシリーズから外されていること」
「フジテレビの再会見があり注目度が低い日に配信されたこと」
「Xのトレンド1位になるなど世間の批判を受けてようやく謝罪コメントを発表したこと」
「それはフジテレビが約10時間半にわたる過酷な再会見を行ったあとだったこと」
「誤りを知ってから訂正の発表まで3週間以上を要し、その間も続報を重ねていたこと」

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