共和党候補者選び、「トランプ旋風」の意味

習近平へのおもてなしはビッグマックで!?

民主党側では、以前はぶっちぎりでリードしていたヒラリー・クリントン前国務長官の人気に陰りが出てきた。

民主党にサンダース、バイデンという選択肢はあるのか

「ファーストレディ歴8年、上院議員歴6年、国務長官歴4年」と、公職上の経歴だけなら誰もかなわないが、電子メール問題への対応などで支持率や好感度が低下している。

クリントン候補に飽き足らない民主党左派は、「民主社会主義者」を自称するバーニー・サンダース上院議員(バーモント州選出)を推している。序盤の候補者選びが行われるアイオワ州やニューハンプシャー州では、サンダース候補が一番人気という調査も出始めた。とはいえ、これらの州の有権者はほとんどが白人で、黒人の多い南部やヒスパニック系の多い西部で同じ調子で戦えるかどうかは未知数である。

ジョー・バイデン副大統領を次期大統領候補に推す動きもある。2期8年を務めた副大統領は、普通は次期大統領を目指すものであるから、いかに御年73歳と言ってもその権利は充分にある。ご当人は、「バイデン待望論」の盛り上がりに満更でもない様子だが、今から準備を始めたのでは資金や組織作りが間に合わない恐れがある。

ということで民主党は、最後はやっぱりクリントン候補に収斂するのではないか。競馬で言えば、ジェンティルドンナのような万能タイプで闘争心も強い。ただしやや死角もある、といったところか。

むしろ共和党の候補者選びが面白くなっている。ちょうどリック・ペリー知事(テキサス州)が撤退宣言し、候補者は1人減ったがまだ16人もいる。ほとんど「フルゲート」の盛況ぶり。これだけの人数になると、立会討論会も全員ではできない。仕方がないから、1部と2部に分けるという苦肉の策がとられている。

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