三菱商事が天然ガスで過去最大の買収案件/「上流」案件に一定の評価/依然として残る中期経営計画達成の高い壁
史上最大の買収だが、それでもまだ壁は高いーー。
三菱商事は1月16日、アメリカ・ヘインズビル(テキサス州、ルイジアナ州)で天然ガスの開発、生産を行うAethon(エイソン)を今年4~6月に子会社化し、アメリカ南部でのシェールガス事業に参画すると発表した。
買収総額は1兆2000億円規模
エイソンの既存株主である創業家や投資ファンドなどから全株式を8000億円で買収する。有利子負債の引き受けも合わせると総額は1兆2000億円規模にのぼる。三菱商事の買収案件としては過去最大規模だ。
なお、エイソンの創業家には最大25%の株を買い戻すことができる権利がついているといい、最終的な三菱商事の出資比率は75%まで低下する可能性もある。
買収後には増産を予定しており、生産量はLNG(液化天然ガス)換算で年間1800万トンに達するという。これは日本国内の年間LNG需要の4分の1に相当する規模だ。
ただ今回の案件で注目すべきは、金額や生産量だけではない。



















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