エアコン、冷蔵庫が大本命?節約志向の年末商戦 白物家電は高単価な商品も結構売れている?
各社はゼロエミポイントの値引きに加え、独自のポイント還元やセールと組み合わせて安さを訴求する。実際、補助金は購入のきっかけになっているようだ。
前出のヤマダデンキでは専用の窓口が設置されている。記者が訪れた日はカウンターが客で埋まり、店員もフル稼働状態だった。
ゼロエミポイントは買い換えの場合、2027年まで続く予定だが、ビックカメラのエアコン売り場の店員は「購入者が多く、補助金の消化スピードが早い」と話す。予算を消化し、早期終了となる可能性もありそうだ。
5万円以上の上位モデルへ買い換えも
ドライヤーやヘアアイロンなどの理美容家電も注力する商品だ。コロナ禍で自宅ケアの関心が高まり、今でも需要は衰えていない。
ビックカメラ有楽町店では、ダイソンやパナソニックなど主力メーカーのドライヤーがずらりと並び、3万~5万円の高単価な商品が目立っていた。パナソニックの「ナノケア」をはじめ、髪に潤いを与えることや、速乾、髪をからまりづらくするなど、豊富な機能を持つ商品が多い。
1万円以下の安めのモデルから5万円以上の上位モデルへ買い換える例や、ギフトとして購入する客も多いという。
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