(3)柔軟性の確保
子どもの成長や家庭の状況に応じてガイドラインは年々修正されます。しかし、元となるガイドラインがあれば、そこから修正することができるため、柔軟に修正する姿勢ができます。
ガイドライン作成の進め方
ここでは、シンプルかつ実践的なフレームワークを4つのステップでご紹介します。
(ステップ1) 子育ての目的を設定する
まずは「我が家が目指す子育てのゴール」を話し合います。ゴールは18歳または20歳で設定してみてください。その段階でどのような子どもになってほしいでしょうか。〇〇大学に行ってほしいというような固有名詞が出てくるようなゴールではありません。人としてどのような人になってもらいたいか、その状態をイメージして出てくるゴールです。
例えば、次のような例が考えられます。
これらの目的は、家庭ごとに独自のものを設定するといいでしょう。夫婦でアイデアを出し合いながら共通の目的を決めることが、ガイドライン作成の第一歩です。
(ステップ2) 3つの視点で具体化する
目的を設定したら、それを達成するための指針を以下の3つの視点から具体化します。
・性格 子どもはどのような個性や特性を持っているか、それをどのように伸ばしていくか。
・自己肯定感 子どもが短所も含め今の自分を大切に思えるようにするために親は何ができるか。
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