「フレッシュネス」チキンに"もも肉"使うプライド クリスマス時期の「チキン難民」を狙う戦略

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スペシャルチキンボックス
スペシャルチキンボックス「小・1590円」(写真)「大・2300円」。シーズニング付きは「小・1690円」「大・2500円」(撮影:ヒダキトモコ)

スペシャルチキンボックス(小)はフライドチキン4本、北海道産フライドポテトRサイズ2個が入って1590円。単品で買うより210円お得になっている。

しかしフレッシュネスについては、フライドチキンの印象があまりないのが正直なところ。筆者はフレッシュネスに行く機会が他のチェーンと比較し多いという自覚があるが、ポテトの代わりにナゲットをバーガーに組み合わせて注文することはあっても、フライドチキンの存在にはこれまで気づいていなかった。

いったいどんな商品なのだろうか。

もも肉を使ったフライドチキンを1年半かけて開発

チェーンを運営するフレッシュネスによると、フライドチキンの誕生は2015年。「クリスピーチキンバーガー」が発売されて後、サイドメニューとしても販売されるようになった。

「塩レモンチキンバーガー」(2016年発売)は1番人気のクラシックチーズバーガーに次ぎ2位だそう。2022年発売の「ホットチリチキンバーガー」と合わせ3種類がラインナップしており、やはりバーガーとしての人気、認知度が高いようだ。

神戸牛バーガー
2月4日までの期間限定商品、神戸牛バーガー(950円)。和牛バーガーフェアは2015年より10回目の実施となり、神戸牛としては5回目の登場。上品な甘み・香りのパティと、大葉やわさびの風味、和風バルサミコソースと、味わいのバランスがよい。「神戸牛チーズバーガー」(1050円)の人気が高いそうだが、プレーンなほうが神戸牛の味が引き立っている(撮影:ヒダキトモコ)

フライドチキン単体としては、通常のサイドメニューとしての販売に加え、午後4時からのヨルカフェで「麻辣チキン」という時間限定メニューとしても販売しており、ビールのつまみに食べる人も多いという。

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