「フレッシュネス」チキンに"もも肉"使うプライド クリスマス時期の「チキン難民」を狙う戦略

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チュロス
アイドルタイム対策にスイーツメニューにも注力。全国有数の生産量を誇る「西尾の抹茶」を使用した「揚げたてチュロス 一番摘み抹茶練乳」(480円)。外側はカリッと、中はもちもちのチュロスはそのままでもシナモンの香りが豊か。そこに苦味のある抹茶ソースをつけると、かなり大人好みの味わいに変化する。販売は2024年12月末まで(撮影:ヒダキトモコ)

店舗数の拡大を目指す

不知火クラフトレモネード(HOT)
「不知火クラフトレモネード(HOT)」(520円)。店舗で手作りしているレモネードに熊本県産の柑橘、不知火の果肉・シロップを合わせた期間限定商品。神戸牛バーガーシリーズとのペアリングで販売されている(撮影:ヒダキトモコ)

フレッシュネスは2024年に6店舗出店を果たし、現在155店舗。2030年に向け300店を目指していくという。

期間限定の高付加価値バーガーやシーフードバーガー、ソイバーガーなど、ラインナップを拡大するとともに、キャンペーンのバーガーについては相性の良いサイドやドリンクとともにすすめる「ペアリング販売」など、販売方法も工夫。客単価がアップし、売り上げも増加してきているそうだ。

じわじわとではあるが、ブランド力の向上が業績に反映されてきているのかもしれない。

アンケート調査を実施したところ「知っているが近くに店舗がない」「聞いたことはあるが食べたことがない」などの値が高かったという。商品やサービスの品質とバランスをとりながら拡大していく必要があるだろう。

圓岡 志麻 フリーライター

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まるおか しま / Shima Maruoka

1996年東京都立大学人文学部史学科を卒業。トラック・物流業界誌出版社での記者5年を経てフリーに。得意分野は健康・美容、人物、企業取材など。最近では食関連の仕事が増える一方、世の多くの女性と共通の課題に立ち向かっては挫折する日々。contact:linkedin Shima Maruoka

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