「第2志望の対策は不要」侮った受験生のヤバい末路 受験に親が介入したほうがいいポイントとは?

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受験生
志望校の対策に関する考え方を解説します(撮影:梅谷秀司)
受験が近づくにつれて、さまざまな不安や焦りを抱える受験生や親は多いと思います。それらを解消するためにはどうしたらよいのか。短期集中の毎日連載「現役東大生が解決!受験お悩み相談室」では、偏差値35から東大合格を果たした漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当の西岡壱誠氏が率いるカルペ・ディエムのメンバーが、数多くの受験生を指導した経験を基にした解決策を伝授します。【連載第5回】

第2志望の対策はしなくていい?

「大学受験生の勉強や受験校に対して、親はあまり介入するべきでない」

というのは、いろんな場所で耳にする言説です。受験生のほとんどは18歳、立派な大人ですから、自分で決めた志望校に向けて走っていくべきであり、親が介入すると受験生のプレッシャーになってしまうことがあるため控えるべきだというのです。僕は基本的にこの言説は正しいと考えています。

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しかし1つだけ、ここだけは親御さんが受験に対して介入するべきだというポイントがあります。それは、第2志望の受験です。

多くの受験生にとって、第2志望の選定・第2志望対策のための勉強というのは、あまり気乗りしないものです。

どんな受験生でも、第1志望の勉強を優先したいと考えるもので、第2志望の勉強をする時間があったら第1志望のための勉強をしたほうがいいのではと考えてしまいます。

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