やる気のない部下の「目の色が変わる」指導法3つ 子どもに宿題をさせることとよく似ている

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ただ「パフォーマンスを上げろ」と言うだけでは意味がないという(写真:mits/PIXTA)
職場でリーダー職を担っている人にとって必要なのは、部下やチームメンバーそれぞれの価値を見出していくことですが、具体的にはどうすればいいのか悩んでいる管理職の方も多いのではないかと、株式会社ユニークピース代表取締役社長の池本博則氏は指摘します。
そんな池本氏が実践する、メンバーのやる気を引き出し、自律的に動いていけるチーム作りの方法を、同氏の著書『Unique Piece あなたの価値の育てかた』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

他人の価値を活かすことが、自分とチームの価値になる

仕事においては、自分の価値をいかに見つけ、それをどのように育てていくかがとても重要な要素となりますが、こと管理職になると、それだけでは不十分です。そこで本稿では、部下やチームメンバーの価値の見つけかたと活かしかたという観点から、その考え方や具体的な方法を紹介します。

ここで紹介する方法は、部下やメンバーだけでなく、同僚にも応用することができます。

30代を超えると、会社の規模の差こそあれ、職場でリーダー職を担っている人も多いと思います。まず、部下やチームメンバーそれぞれの価値を見出していく時のポイントは、リーダー自らが、部下やチームメンバーの「可能性」を信じることです。

厳しい言い方をすると、これができないリーダーは、リーダーとしての存在意義がないとすら私は思っています。

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