やる気のない部下の「目の色が変わる」指導法3つ 子どもに宿題をさせることとよく似ている
例えば、仕事の期限が遅れている人に対して、残業してでもやる必要があると伝える時、しっかりと伝える必要があるものの、どうしてもネガティブな話になりがちです。
そんな時は、仕事の価値自体をネガティブに伝えないことが大切なので、「面倒な仕事だけど、なんとか期日までに終わらせてね」といった伝え方はしない、ということです。
そうではなく、その仕事が持つ「意味」を明確に伝えた上で、「期日までに頑張ろう」と励ますように伝えるといいでしょう。
日々の業務の中で忘れがちな「思い」
日々の業務をこなしている中では、往々にして、仕事の「意味」や「価値」、その仕事が持つ「可能性」や、エンドユーザーに届けたい「思い」といったことを忘れがちです。
でも、それらは本質的にどんな仕事の中にも存在します。その部分を見ることができず、伝えることができないリーダーは、チームのマネジメントにおいてかなり苦戦するのではないでしょうか。
自分はエンドユーザーにどのような商品やサービスを提供する会社やチームのリーダーなのか?
その仕事にはどのような社会的な意義があるのか?
そうした自分自身が置かれている立場や責務に常に意識的であるからこそ、部下やメンバーに1つひとつの仕事の「意味」と「価値」を伝えることができます。
また、そこにリーダーとしての言葉の重みや、受け手の「納得感」などの差も生じるのだと思います。
たとえネガティブなことを伝える時でも、仕事自体をネガティブに伝えないようにする――。リーダー職にある人は知っておいてほしいと思います。
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