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ミャンマー「アジアのラストフロンティア」の顛末。2011年から民主化改革を本格的に進めたが…

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カレンニー諸民族防衛隊の兵士の車列
ミャンマー国軍に抵抗するカレンニー諸民族防衛隊(KNDF)(写真:Getty Images)

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7億人の巨大市場を擁し、世界の製造ハブの役割も担う東南アジア。一方、トランプ関税や民主化後退など地政学リスクも顕在化している。本特集では岐路に立つ地域の実相に迫る。

アジアのラストフロンティア──。長く軍政下にあったが、2011年から民主化改革を本格的に進めたミャンマーは、ビジネスチャンスの大きい国として世界から期待を集めた。先行して発展したほかの東南アジア諸国よりも安い賃金水準や、急速な発展に伴う内需の拡大などから、製造業や小売業などの日系企業も数多く進出した。

15年には総選挙が行われ、アウンサンスーチー氏らが率いる野党が圧勝。平和的な政権交代が行われた。優れた投資場所と評価されつつあった。

しかし、民主主義は定着しなかった。

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