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地図とデータで理解する「東南アジアの地政学」。米中対立、南シナ海問題、台湾海峡有事…

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東南アジアの地図とルーペ
(写真:tomcat/PIXTA)

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7億人の巨大市場を擁し、世界の製造ハブの役割も担う東南アジア。一方、トランプ関税や民主化後退など地政学リスクも顕在化している。本特集では岐路に立つ地域の実相に迫る。

日系企業を含む多国籍企業が多数進出する東南アジア。7億人規模と人口も多く、中東やアフリカなどと比べて政情も安定していると評価され、堅調な経済成長を続ける地域である。

しかし、米国と中国の対立が激化する昨今、地政学上の要衝として緊張が高まる舞台となっているほか、各国は政治の不安定化リスクを抱える。

中国が姿勢を強硬化

30年以上、領土係争地となっているのは南シナ海だ。中国、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ブルネイ、台湾が領有権を争ってきたが、近年は国力の高まりを背景に、中国が姿勢を強硬化。南シナ海上で人工島を造成するなど現状変更を加速させる。

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