「老親の衰え」に寄り添う"具体的なサポート"4つ 「親のかかりつけ医」とも1度は会っておくこと
「親のかかりつけ医」に会ったことはありますか?
私がケアマネジャーとして担当しているDさん(女性)は、いま96歳。耳が遠いくらいで持病もなく、ここ数年、風邪もひいたことがありません。Dさんみたいな"医者いらず"でいられたら家族も幸せですが、これは非常に稀(まれ)なケース。高齢になれば、身体のどこかに不調があり、定期的に医者の世話になる人がほとんどです。
入院や手術が必要な病気になれば、大きな病院に通うことになります。けれども、健康維持や生活全般に関して頼りになるのは、大病院の専門医ではなく、身近な診療所の総合医(かかりつけ医)です。
みなさんは、自分の親のかかりつけ医に会ったことはありますか? 「ない」と答えた人は親に付き添って、1度は面識を持ってください。
付き添ったときは、かかりつけの医師と親とのコミュニケーションを注視してください。高齢になると、自分の症状や要望をきちんと医師に伝えられないことがあります。医師の問診に対して、うまく説明ができていないと思ったら、家族が代弁してあげなければなりません。


















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