思わず二度見する見た目も斬新な「シン生姜焼き」 タレに漬け込むことが必要なのか考えてみた

✎ 1〜 ✎ 70 ✎ 71 ✎ 72 ✎ 73
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

冷たい状態のフライパンにサラダ油大さじ3をひき、粉をまぶした豚肉を並べ中火にかけます。はじめに1分焼きます。

揚げ焼き
イメージとしては揚げ焼きです

30秒経ったら裏返し、もう30秒経ったら裏返すことを繰り返します。鍋から煙が上がってきたら火加減を弱火に落としてください。トータルで3分焼きます。

揚げ焼き
最初は焼色が薄い気がするかもしれませんが、裏返しているうちに濃くなります

頻繁に肉を裏返すことで両面から加熱されることになり、結果として早く、均一に火を通すことができます。

揚げ焼き
火は止めた状態で大丈夫です

最後に脂の面を焼きます。この作業はトングがあればかんたんですが、家にフライ返しや菜箸しかない場合は難しいかもしれません。その場合はこの作業を省略してもいいでしょう。焼いた肉を皿などに移し、フライパンの油を一度捨てます。

フライパンとボウル
ボウルの底にはちみつが沈んでいないかチェックしましょう

フライパンにタレを注ぎ、中火にかけます。

フライパン
ここでは煮詰めすぎないように注意してください

タレに軽いとろみがついたら焼き上がった肉を戻し、表面に絡めます。

キャベツの千切りと生姜焼き
味付けしていないキャベツの千切りがあることで好みの塩加減に調整できます

器に盛り付け、キャベツの千切りを添えました。しょうがのすりおろしをたっぷりと載せたら出来上がりです。カリッと焼き上がった豚のロース肉に濃厚なタレが絡みますが、しょうがのさわやかさと辛味がさっぱりとした印象に変えてくれます。新定番を目指した生姜焼き。炊きたてご飯と味噌汁。漬物などを添えてどうぞ。

画像をクリックすると、これまでに紹介した料理の記事が読めます
樋口 直哉 作家・料理家

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

ひぐち・なおや / Naoya Higuchi

1981年東京都生まれ。服部栄養専門学校卒業。2005年『さよなら アメリカ』で第48回群像新人文学賞を受賞しデビュー。著書に小説『スープの国のお姫様』(小学館)、ノンフィクション『おいしいものには理由がある』(角川書店)、『新しい料理の教科書』(マガジンハウス)、『最高のおにぎりの作り方』(KADOKAWA)などがある。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事