週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
ライフ

ブックオフ「続々閉店?」報道の裏で進む大変化 「本を売るならブックオフ」は次第に過去のものに

11分で読める
  • 谷頭 和希 都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家
2/6 PAGES

大前提として確認しておきたいのは、「ブックオフは3種類ある」ということ。我々は「ブックオフ」とひとくくりにして呼んでしまうが、扱っている商品や店舗面積でタイプが異なるのだ。

・BOOKOFF
・BOOKOFF PLUS(以後、「プラス」)
・BOOKOFF SUPER BAZAAR (以後、「スーパーバザー」)

※なお、BOOKOFF総合買取窓口というものもあるが、買取店なので今回は省いた

ブックオフはいわばオールドタイプで、本やCD・DVD、ゲーム、携帯電話を取り扱う。最近ではホビーやトレカの取り扱いも増えている。まあ、昔ながらのブックオフである。

大阪・喜連瓜破にかつてあったBOOKOFF。看板の色が黄色と青だとオールドスタイル。ちなみに看板の色が黄色なのは、ドラッグストア「マツモトキヨシ」に影響を受けて、という話がある(筆者撮影)

「プラス」になると、ここに「アパレル」が加わる。

BOOKOFF PLUS 16号相模原富士見店。看板に「洋服、ブランドバッグ」が入っている(筆者撮影)

そして、「スーパーバザー」になると、その名に違わず「スポーツ用品・ベビー用品・腕時計・ブランドバッグ・貴金属・食器・雑貨等」と、取り扱い商品が一気に増える。もはや総合リユース店である。

BOOKOFF SUPER BAZAAR 町田中央通り店。ビルがまるごとブックオフ。すごかった(筆者撮影)

もちろん、商品種が増えれば店舗面積も増える。それぞれの店舗面積の平均は会社によって公表されていて、ブックオフが約130坪、プラスが約300坪、スーパーバザーが約950坪と、2~3倍の感じでデカくなっていく。

(画像:「BOOK・OFFグループ 出店のご案内」より)

ブックオフで進む「大型化」

で、ブックオフとしては、この3つの業態をどう展開させていくのか。それが、「スーパーバザー」への注力だ。

次ページが続きます:
【なぜ店舗の大型化を進めている?】

3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象