ブックオフ「続々閉店?」報道の裏で進む大変化 「本を売るならブックオフ」は次第に過去のものに
パッと写真を見せられたら、ブックオフだと思わないだろう。どこぞのブランド買取店のようである。
中でも目を引いたのが、めちゃでかい「トレカコーナー」。近年その人気が加速し、投資対象にさえなりつつあるトレーディングカードがずらりと並ぶ。

もはや、ブックオフじゃないんだよな(筆者撮影)
驚いてしまったのが、その奧。トレカの対戦用スペースがでっかく取ってあるのだ。

めちゃくちゃ人がいる(筆者撮影)
ブックオフにトレカの対戦スペースだなんて。もはや「ブックオフ」と呼ぶのがふさわしいかどうかさえ、怪しくなってくる。

とはいえ、上の階はお馴染みのブックオフがある。謎の安心感(筆者撮影)
こうした商品種の拡大に、ブックオフの戦略が見えてくる。
「大型化」で「客層の拡大」をする
スーパーバザーを見ていると、なるほど、と思うことがある。客層が広くなっているのだ。
ブランド品や洋服コーナーには女性がいるし、トレカコーナーは圧倒的に20〜30代ぐらいの男性が多い。かと思えば、マンガコーナーでは、いつも通り中高生が立ち読みしていたりする。商品の種類が増えれば増えるほど、客層は広がる。

レゴの人形がずらっと並ぶ立川駅北口店。これまでの本・CD・DVDとは異なる客層が来ることだろう(筆者撮影)
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら