有料会員限定

トランプが宣言「私を止められるのは私だけだ」。NYタイムズに語った、"力による支配"の世界観

✎ 1〜 ✎ 4 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 7
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小
インタビューは1月7日に実施(写真:Doug Mills/The New York Times)

特集「ベネズエラ動乱」の他の記事を読む

ドナルド・トランプ大統領は1月7日、アメリカ軍の最高司令官としての自身の権限を制約するのは「自身の倫理観」のみだと言い切り、軍事力を行使して世界中の国々を攻撃、侵略、あるいは威圧する自身の権限に対する国際法やその他の縛りを一蹴した。

多岐にわたる話題に及んだニューヨーク・タイムズとのインタビューの中で、世界に対する自身の権限に制約はないのかと問われると、トランプは次のように答えた。

「1つある。私自身の倫理観、私自身の考えだ。それだけが私を止められる」

国家間の衝突は力で解決

「私に国際法など必要ない」とトランプは続けた。

「私は人々を傷つけようとしているわけではないのだから」

トランプ政権として国際法を順守する必要はないと考えているのかと質問を続けると、トランプは「その必要はあると考えている」と答える一方で、そのような制約がアメリカに適用されるかどうかの裁定を下すのは自分自身だとも断言した。

「国際法の定義次第ということだ」とトランプは言った。

アメリカの覇権を強固なものとするために軍事力、経済力、政治力といったあらゆる手段を自由に行使できるというトランプの発言は、彼の世界観をこれまでで最も率直に認めたものといえる。その核心にあるのは、国家間の衝突においては法律や条約、協定ではなく、国家の力こそが決定要因となるべきだという考え方だ。

次ページ取材中に「威圧外交」
関連記事
トピックボードAD