「話がわかりやすい人」の実践している2つのコツ 聞き手に負担をかけない話し方をするには

「全体像」と「現在地」の共有
上手な話し方の1つに、「話の設計図」を聞き手と共有する方法があります。これは、聞き手にとって分かりやすくなるだけではなく、自分の頭の中を整理する役割もあります。設計図がないまま話し始めると、頭に浮かんだ順に言葉が口を突いて出ます。
当然、その話に流れや一貫性はありません。話の設計図がない状態は、何のパーツか分からないままに次々と部品だけ渡して、聞き手に「そっちでうまく組み立てて完成させてね!」と無茶なお願いをしているようなものです。
これでは当然、聞く側は一苦労です。それに、話し手の意図した通りに組み立てられるかも分かりません。親しい間柄なら、言いたいことを汲み取ろうと頑張ってくれるかもしれません。
しかし、初対面や仕事の取引先が相手の場合、話の流れが整理できなくなった瞬間、その先の内容を聞いてもらえなくなる可能性もあるでしょう。
そこで、心がけたいことが2つあります。
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