「話がわかりやすい人」の実践している2つのコツ 聞き手に負担をかけない話し方をするには

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ただ、実際には、自分と聞き手のゴールが完全に一致しないケースもよくあります。

その場合は、こちらの言いたいことと、聞き手の求めていることをそれぞれ踏まえながら、合意できる着地点を探っていきます。

聞き手が重視しているポイントの探り方

ゴールを共有できたら、聞き手が重視しているポイントも引き出せると、効果的な説明ができるようになります。

例えば、先ほどと同じように、顧客に新システムの導入をお願いする営業の場面。

新システムの訴求ポイントは「コスト」「機能」「メンテナンス」などいくつかありますが、顧客が重視する項目が分からなければ効果的な説明はできません。

こちらのイチ押しポイントが「価格」だったとしても、聞き手が「高機能」を求めていれば、価格訴求を前面に押し出した説明は空振りに終わることになります。

それを防ぐためにも、次のように聞き手が重視しているポイントを探ります。

「新システムの導入に向けて、一番重視されているのはどんなところでしょうか?」

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