「有名私大で倍率1倍台」総合・推薦入試の穴場は? 情報戦を制して、一般入試より有利な条件を狙う

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このように、一般入試では倍率2〜3倍以上の学部が、推薦入試になると1.0倍になってしまうことがあるのです。

これらの低倍率入試にも、1つだけ注意点があります。それは、この入試のほとんどが専願だということです。たとえばこれらの大学の推薦入試を受けて、それをすべり止めとして確保しておきながら一般入試を受ける、そういうやり方はできません。

それでも、日東駒専であればぜひ入りたい、そんな受験生も少なくないと思います。そんな人には、とてもオススメできる入試といえるでしょう。

あらためて、推薦入試が情報戦である点をおわかりいただけたでしょうか。これらの入試が低倍率で実施されているのは、「情報を持たない受験生がこの事実を知らない(調べていない)」または「GMARCHなど、より偏差値の高い大学を目指すために、専願を受けない受験生がいる」からです。

高いレベルを目指すことはすばらしいですが、日東駒専を第一志望としながらも一般入試だけを見て勉強している受験生も多いはずです。厳しくいえば、そういった受験生は「情報戦に負けている」のです。

GMARCHの中で入りやすい推薦入試

先ほどは日東駒専で全員が合格できる入試を紹介しました。ここからは受験生に人気のあるGMARCHや関関同立について、オススメの推薦入試を紹介していきます。

日東駒専のように、全員が合格できるような入試はほとんどありませんが、倍率2倍を切るような低倍率入試はありますから、ぜひ考えてみてください。

早速ですが、GMARCHの中で入りやすい推薦入試の一覧をお見せします。

『提出書類・小論文・面接がこの1冊でぜんぶわかる ゼロから知りたい 総合型選抜・学校推薦型選抜』P.59より

GMARCHレベルになると日東駒専とは少し様子が違って、出願条件が少し厳しくなります。しかし、きちんと見てみれば倍率1倍台の入試は確実に存在しています。

まず立教大学の文学部です。出願条件が全体の評定平均・社会の評定・英検スコアに設定されています。しかし、社会の評定や英検スコアを計画的に取得することは、それほど難しくはないと思います。特に社会の評定は学校の定期テストで暗記をがんばれば、達成できる人も多いでしょう。

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