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小6でも間に合う!長所評価する新タイプ中学入試 自己アピールなど多様化、新大学入試を先取り

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小学生の長所を評価してくれる新しい中学入試が増加している。

プレゼンテーション入試の様子
2・4科目型の筆答試験を廃止した八王子実践のプレゼンテーション入試の様子

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首都圏では中学受験者数が9年連続で増加、受験率も過去最高と「空前の中学受験ブーム」が起こっている。ICT対応への的確さや新大学入試への安心感が人気の背景だ。『週刊東洋経済』7月18日発売号では「中高一貫校 新序列」を特集。徹底取材に基づく「最新序列」や「注目の学校」、首都圏・関西・中部483校の校風&実力データなど、多様化する学校選びに役立つ情報を盛り込んでいる。
『週刊東洋経済 2023年7/22特大号(中高一貫校 新序列)[雑誌]』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

ここ数年、中学入試の形態が多様化している。

下表は、今春2023年入試で実施された「新タイプ入試」のバリエーションだ。従来の4科目、2科目の筆答試験だけではなく、公立中高一貫校で行われてきた適性検査型(=非教科型)の出題形式をはじめ、思考力入試、自己アピール(プレゼンテーション)型入試、グループワーク入試、プログラミング入試、英語入試などのいずれかを、首都圏約300校の私立中学校のうち200校近くが導入している。

例えば、宝仙学園共学部理数インターのグループワーク入試や、かえつ有明の思考力入試では、提示されたお題を、4〜5人のグループで話し合う。意見を出し合って導き出したアイデアをグループごとにプレゼンテーションするため、協働力が求められる。

自分の言葉で伝える自己アピール型入試

また、八王子実践関東学院六浦をはじめ、多くの私立中が実施している自己アピール(プレゼンテーション)型入試では、受験生がこれまで打ち込んできたことやこれからも頑張っていきたいことを、自分の言葉で伝える。表現力に加え、意志力、集中力、継続力や中高生活への意欲などが評価される。

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