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「子どもが伸びる学校⑤」サレジアン国際世田谷 共学化で校名一新、全教科で問題解決型学習

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2023年に校名を一新、共学化して話題の「サレジアン国際世田谷」は全教科PBL (問題解決)型授業を実践。

ネイティブ教員による英語授業の様子
7人のネイティブ教員による授業はすべて英語で行われる。英語レベルに応じて日本人教員のサポートも受けられる(撮影:佐々木 仁)

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23年度に女子校から共学化し、校名も目黒星美学園から一新したことで話題を集めたサレジアン国際学園世田谷中学・高校。その狙いを小西恒教頭は、「時代の変化で共学化は世界的な流れだ。本校はカトリックの女子修道会サレジアン・シスターズを設立母体とする世界97カ国の教育事業体のうちの1つだが、欧州の学校ではすでに共学化が進んでいる。多様な価値観に触れられる21世紀型の教育を目指す」と話す。

23年度入試の受験者数は予想を上回り、入学者147名中、男子は41名だった。サッカー部や囲碁・将棋部が新設され、共学化による化学反応も期待されている。

同校は、本科クラスとインターナショナルクラスの2つを設置した。インターナショナルクラスはネイティブ教員が担任を務め、英語をゼロから学ぶスタンダードと、帰国生やインターナショナルスクール出身者が中心のアドバンストに分かれる。いずれもグローバル社会で活躍できる人材の育成が目標だ。

PBLを全教科に導入

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