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「最新!子どもが伸びる学校①」東京農大第一 「本物」に触れる学び重視、東農大との連携も

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子どもが伸びる中高一貫校はどこか? 話題の学校の中から東京農業大学第一中学・高校の取り組みを紹介する。

実験を行う生徒たち
光合成の実験を行う生徒たち。6年間で80以上の実験を行う(撮影:梅谷秀司)

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水溶液に入れた葉から出る気泡を生徒たちが観察する。東京農業大学第一中学・高校の中学1年生の理科の授業の一コマだ。生徒たちは、葉が入った容器と光源の距離を変え、光の強さと光合成速度の関係について学んだ。

同校は、本物に触れ学びを深める「知耕実学」を教育理念にする。とりわけ、併設する東京農業大の実験設備を使った実習が特色だ。

中1の総合学習で取り組む稲作は、コメが育ちやすい土壌や気候について学び、田植えから収穫までを体験する。今年はコロナ禍の影響で別の場所だが、通常は同大の厚木キャンパスで行う。中2では収穫したコメの食べ比べも行う。東京農大の教授の指導の下、電子顕微鏡を使い、新米と古米の色や形、風味の違いを知る。

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