首都圏など483校の偏差値、大学合格実績、校風などのデータを総まくりで紹介する。
難関大学への合格者数や、偏差値が高いというデータだけでは、子どもの希望進路に合った学校を見つけるのは難しい。
そこで大学序列や学校群ごとの進学実績だけでなく、「理系大学への合格者数」や「芸術系大学への合格者数」「海外大学への合格者数」なども掲載し、学校ごとの“特徴”を見られるようにした。それが以下に掲載する「実力&校風データ一覧」だ。
対象は首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城)、関西(京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)、中部(岐阜・静岡・愛知)の中高一貫校で、日能研が発表する2023年度の中学入試偏差値(R4偏差値=合格可能性80%)が確認できる学校。地域ごとに偏差値順で掲載している。
合格者数の地色が青になっている場合、合格者比率(合格者数÷卒業生数)が各地域内で上位10%に入ることを表す。
「学力伸長度」も掲載した。学力伸長度は、卒業時偏差値(大学の平均難易度と合格者数の加重平均から算出、23年度)と、その卒業生の中学入学時偏差値(17年度入試の数字)の差を求めたもので、入学時より卒業時点の偏差値が高ければ、6年間で子どもが伸びる「お買い得」校といえる。
ただ、中学入試と大学入試の偏差値の母集団や基準が異なる点には注意が必要だ。また、開成など中学入試偏差値が高い学校は、合格大学の偏差値の幅が広いため、卒業時偏差値が低くなる傾向がある。
首都圏の学校は、大学通信が作成する「学習塾が勧める中高一貫校ランキング」から「グローバル教育に力を入れている」など、校風を評価する項目の獲得ポイントを掲載した。ポイントが高いほど評価が高いことを示す。
有力大学の付属校の場合、内部推薦で大学に進むケースが多く、その数字は合格実績には出てこない。そこで早慶上智、MARCH、関関同立の付属・系属校に関しては、最後に内部進学の状況を別途掲載している。
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