子どもが伸びる中高一貫校はどこか? 話題の学校の中から雲雀丘学園中学・高校の取り組みを紹介する。


何事もやってみないとわからない。だから「やってみなはれ」。サントリー創業者で初代理事長の鳥井信治郎の言葉が教育理念になっている雲雀丘(ひばりがおか)学園中学・高校では独自の探究学習が行われている。その柱は「探究プロジェクト」と「探究ゼミ」だ。
探究プロジェクトは大学や企業、NPOなどの外部団体と連携して提供されている課外活動。「ジャイアントパンダからSDGsを考える(アドベンチャーワールド)」「化学で考えるガスの可能性(大阪ガス)」など、合わせて22の団体と連携し、約30〜40の講座が開かれている。講座の内容は骨太だ。例えばサントリーの研究所と連携した講座では、研究員の指導を受けつつ、5日間にわたってDNAに関する実験に取り組み、論文の作成まで行った。
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