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「最新!子どもが伸びる学校⑨」雲雀丘学園 国公立へ4割が合格、企業と連携した探究学習

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子どもが伸びる中高一貫校はどこか? 話題の学校の中から雲雀丘学園中学・高校の取り組みを紹介する。

雲雀丘学園の校舎外観
企業との連携で独自の探求プログラムを提供する(写真:雲雀丘学園)

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首都圏では中学受験者数が9年連続で増加、受験率も過去最高と「空前の中学受験ブーム」が起こっている。ICT対応への的確さや新大学入試への安心感が人気の背景だ。『週刊東洋経済』7月18日発売号では「中高一貫校 新序列」を特集。徹底取材に基づく「最新序列」や「注目の学校」、首都圏・関西・中部483校の校風&実力データなど、多様化する学校選びに役立つ情報を盛り込んでいる。
『週刊東洋経済 2023年7/22特大号(中高一貫校 新序列)[雑誌]』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

何事もやってみないとわからない。だから「やってみなはれ」。サントリー創業者で初代理事長の鳥井信治郎の言葉が教育理念になっている雲雀丘(ひばりがおか)学園中学・高校では独自の探究学習が行われている。その柱は「探究プロジェクト」と「探究ゼミ」だ。

探究プロジェクトは大学や企業、NPOなどの外部団体と連携して提供されている課外活動。「ジャイアントパンダからSDGsを考える(アドベンチャーワールド)」「化学で考えるガスの可能性(大阪ガス)」など、合わせて22の団体と連携し、約30〜40の講座が開かれている。講座の内容は骨太だ。例えばサントリーの研究所と連携した講座では、研究員の指導を受けつつ、5日間にわたってDNAに関する実験に取り組み、論文の作成まで行った。

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