子どもが伸びる中高一貫校はどこか? 話題の学校の中から田園調布学園中学・高校の取り組みを紹介する。
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高1の探究型授業、社会起業家など講師たちとオンラインで熱気を帯びた対話を繰り広げる(撮影:梅谷秀司)
首都圏では中学受験者数が9年連続で増加、受験率も過去最高と「空前の中学受験ブーム」が起こっている。ICT対応への的確さや新大学入試への安心感が人気の背景だ。『週刊東洋経済』7月18日発売号では「中高一貫校 新序列」を特集。徹底取材に基づく「最新序列」や「注目の学校」、首都圏・関西・中部483校の校風&実力データなど、多様化する学校選びに役立つ情報を盛り込んでいる。
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『週刊東洋経済 2023年7/22特大号(中高一貫校 新序列)[雑誌]』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。
「この辺にドーム入るかな」、「やってみよう」。校舎1階の広場スペース。2人の生徒が骨組みを手に議論を重ねていた。
東京・世田谷区の田園調布学園中学・高校も探究型の授業に定評がある女子校だ。3年後には創立100年と長い歴史を誇り、学校の個性を際立たせようと16年ごろから探究型授業や教科横断型授業にさらに力を入れ始めた。
「建学の精神『捨我精進』が軸にある。失敗してもいいから挑戦する生徒を育てる」と清水豊校長は熱を込める。
探究型授業は、中1〜高2の5年間に週1時間実施されている。その特徴は、企業や商品開発で活用される「デザイン思考」を取り入れたことにある。
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