子どもが伸びる中高一貫校はどこか? 話題の学校の中から神戸大学附属中等教育学校の取り組みを紹介する。


09年に創設された神戸大学附属中等教育学校。「グローバルキャリア人の育成」を教育目標に掲げる同校は、6年間のカリキュラムの中で神戸大と幅広く連携を図っている。
総合的な探究(学習)の時間として設ける「Kobeポート・インテリジェンス・プロジェクト(KP)」がその1つだ。
KPでは1、2年生はフィールドワークに加え、小集団学習でリサーチリテラシーの基礎や協働力を学ぶ。3年生から課題研究のテーマ設定と探究を行い、3〜6年生の4学年協同のゼミへ移行する。このとき神戸大の大学院生がTA(ティーチングアシスタント)として参加する。TAのサポートを受けながら、課題研究の成果として約2万字の卒業論文を仕上げ、全生徒が発表を行う。
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