大学の「推薦入試」受かる子・受からない子の差 合否の決め手になるのは何か?徹底解説する

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推薦入試で受かる子・受からない子の差は?(写真: Fast&Slow / PIXTA)
かつて推薦・AO入試とも言われていた「選抜入試」。有名大学が募集枠を増やし、これからの時代のスタンダードにもなるかもしれない、と言われています。いったいどんな対策をとればいいのでしょうか。『選抜入試の教科書』を上梓した、現役東大生の西岡壱誠さんが解説します。

みなさんは選抜入試というものをどれくらい知っているでしょうか?

一般入試は学力を測るものでしたが、選抜入試は学力以外の面を評価する入試形態です。以前は推薦入試・AO入試と呼ばれていましたが、今は「推薦入試→学校推薦型選抜入試」「AO入試→総合型選抜入試」と名称変更がされるようになりました。

急速に増加する「選抜入試」

この選抜入試、実はかなり急速に増加しています。このままのペースでいけば、あと5年したら一般入試で勉強して合格する人よりも選抜入試を突破して合格する人のほうが圧倒的に多くなるのではないかと言われています。

それくらい、今の時期の大学受験は変革期に突入していますし、選抜入試は急激に拡大しているのです。

例えば、早稲田大学は、推薦型入試の募集枠を通常では考えられないスピードで増やしています。2026年までに全体の6割まで引き上げる目標を掲げているのです。

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