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難関中学から中堅校まで "得意を生かせる"新入試 英語力などさまざまな資質を評価する形態が増加

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英語力、創造力…、受験生のさまざまな資質を評価する入試形態が増加。

身体表現の試験の様子
聖セシリア女子の英語表現入試は伸び伸び体を動かしながら行われる(写真:筆者撮影)

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過去最高の受験率となった今春の中学入試で際立ったのが、中堅校人気だ。本特集では、その理由を探るとともに中学受験の最新動向を徹底解説する。

この数年、中学入試のバリエーションが増加している。

2024年の首都圏中学入試で、受験科目として英語が選択できるなどの「英語入試」を実施した中学は計142校。公立中高一貫校が設立当初から実施してきた「適性検査」に似た形式の「適性検査型入試」や「思考力入試」などを実施した中学は計147校にも及ぶ。これは首都圏の私立中学校の半数近い校数だ。

これらの「新タイプ入試」に挑む受験生も増えている。志願者数は14年の2204人から24年には2万1363人にまで増加した。

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